各流派のご紹介


宗徧流

Souhen-ryu

宗徧流は、江戸時代初期に活躍した茶人山田宗徧を流祖とする流儀です。宗徧流の茶は利休正伝、すなわち宗旦の質素簡明を第ーとした精神を厳しく伝える真の侘茶です。
宗徧は、千利休の孫である千宗旦に茶の湯を学び、宗旦四天王の一人として、今日庵、不審庵、力囲斉等の号を与えられ、師の推挙により三河城主小笠原忠知の茶頭となり、長い間、小笠原家に仕えました。
元禄十年に小笠原家を辞して江戸に出た宗徧は本所ニッ目で茶匠として茶道の普及、武家茶道に貢献致しました。赤穂義士の討ち入りの際に、吉良邸で茶会を催していたことでも有名です。

現在の家元は、十一世山田宗徧(幽々斉)で、鎌倉の家元邸には、京都西賀茂の一条恵観公荘・止観亭を移築、国の重要文化財があります。
明治二十三年しこは、トルコの軍艦が紀伊半島沖で難破遭難した折り、山田寅次郎(八世宗有)は、一民間人として各方面の協力を得て義援金を集め、それを届けるためトルコに渡り、皇帝の求めにより十八年に及び、大正十二年帰国し八世家元を継承しました。

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